シャンパンの中の定番で、G.H.マムはどんな歴史を持つシャンパンなのでしょうか?G.H.マムの魅力について探ってみましょう!

「G.H.マム」の誕生

F1の表彰式とシャンパン、ボトルネックの赤いリボンの画像のご記憶のある方も多いと思いますが、このシャンパンがまさにG.H.マムだということをご存知でしょうか?
1827年に始まったマムファミリーの歴史は、1761年にさかのぼります。
ドイツのライン川沿岸で既にワインの製造販売を手掛けていたオーナーの、ピーター・アーノルド・マムは、名前から「P.A.マム」を社名にしていました。
19世紀初頭には、彼の三人の息子たちである、ゴットリーブ、ジェイコブス、フィリップは、シャンパーニュ地方で生産されていた品質の高い発泡性ワインの将来性に着目していました。
当時、ドイツとフランスは友好関係にあったことから、三人はシャンパーニュ地方に新しく会社を設立したいという決意のもと、国境を越えてG.ハウザーを長とするオフィスをランスに設立しました。

レオナール・フジタのバラ

1957年に、当時の社長を務めていた、ルネ・ラルーはG.H.マム ロゼのイメージにふさわしいマークを探していました。
熱心な美術収集家でもあったラルーは、親交があり1950年にフランスに帰化したばかりだった藤田嗣治(レオナール・フジタ)にデザインを依頼、これを受けて水彩画による「レオナール・フジタのバラ」が誕生しました。
このバラが彼らの絆をより強めることとなり、フジタはランスのノートルダム寺院で洗礼を受けますが、このときの洗礼親を務めたのがラルーでした。
また、ラルーはランスのG.H.マムに程近い場所の土地をフジタに提供し、彼はここにチャペルを建設しました。これが後の「フジタ礼拝堂」と呼ばれる建物です。
フジタ自身がデザインと装飾を手がけたこのチャペルは、現在も訪れることができます。

G.H.マムの味わいは?

G.H.マムのシャンパンといえば、フレッシュなフルーツ、洋梨のような香りとかすかなバニラ香など、辛口でありながら絶妙な香りを持つ味わいが特長です。
また、ブドウ品種ではピノ・ノワールを多く使うことも大きな特長で、このこだわりからフルーティーで骨格のしっかりした複雑な味わいのシャンパンが生まれています。

G.H.マムのスポンサードと姿勢

G.H.マムは、F1以外のスポーツでもヨットレースや、南極初上陸など前人未到の領域に挑戦する人「冒険する人を応援する」姿勢で、積極的にスポンサードすることでも有名です。
なぜなら、その成功を祝う一瞬にふさわしいシャンパンがG.H.マムである自負心があるからです。
またG.H.マム自体がシャンパンの最高峰を目指した挑戦の歴史を持っていることと、品質の点で妥協を許してこなかったことなどが企業フィロソフィーにつながっており、現在のG.H.マムの魅力にも反映されています。